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天才思想家・吉田松陰に学ぶ、自分らしく生きる5つの言葉

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吉田松陰をご存じだろうか。

 

吉田松陰は幕末のころ、武士でありながら「松下村塾」という塾をはじめ、高杉晋作や、後に初代内閣総理大臣となる伊藤博文を教えた思想家・教育者として有名である。

 

また、社会の常識にとらわれず、どこまでも自分の信念に従って行動する奇人でもあった。間違っていると思うことには反対し、自分の正しいと思う考えで行動する。そんな彼は自分の意思を最後まで貫き、死罪という形でその生涯を閉じた。

 

30歳という若さで亡くなった彼の最後は大変立派であったという。

死刑の際、役人に「ご苦労様です」と声をかけ静かに目を閉じ、その時を待ったそうだ。

 

松陰は自分らしく後悔のない人生を生き、30歳という若すぎる死を潔く受け入れることができたのだろう。

 

今回はどこまでも自分の信念を貫き、理想に生きた彼の熱い言葉を紹介する。

 

 

自分との約束を守る

最もつまらないと思うのは 

人との約束を破る人ではなく、

自分との約束を破る人です。

 

出典:覚悟の磨き方

  

私たちは幼い頃から、人との約束を守れと言われ育てられるが、自分との約束はどうだろうか。人との約束は守るのに、自分との約束を大事にしない人が多い。自分との約束とは、自分が決めたことを行うことだ。自分の決めた目標や自分の美学を曲げることを松陰は嫌ったのだろう。

 

 

  まず、やってみる

 行動を積み重ねましょう。

必要な知識や言葉は、やっているうちに身に付きます。

 

出典:覚悟の磨き方

 

考えすぎて行動に移せない人は多いだろう。なにか物事を始めるとき、まだ知識が足りていないから、まだ技術がないから、そういった理由で先延ばしにしてしまう経験はないだろうか。実際そうした理由で先延ばしにすると、いつまでも始めることはないだろう。そこで足踏みをしているだけである。予測して知識やスキルを磨くより、本番に飛び込み、実際に経験することで本当に必要なものが身につくのだ。

 

 

ひとつのことに狂う

「私は絶対こうする」という思想を保てる精神状態は、ある意味、狂気です。おかしいんです。

でもその狂気を持っている人は、幸せだと思うんです。

 

出典:覚悟の磨き方

 

 本当に自分の人生を生きているだろうか。人の目ばかり気にして生きていないだろうか。自分の強い思想を持ち、行動することを松陰は”狂気”と呼んだ。後悔のない自分の人生を歩む、狂気を持った人は幸せなのだろう。

 

 

時間は有限である

今日という日は二度ときません。

死ねば、再びこの世に生まれることはありません。

だから大切な人を喜ばせるために、

少しの時間も無駄にしちゃいけないんです。

 

出典:覚悟の磨き方

 

 

 毎日をただ消費して過ごす生活に、生き方を正してくれる言葉。意識していないかもしれないが、私たちはいつか必ず死ぬ。もう一度この言葉を噛みしめ、よく考えると良いだろう。

 

 

日本人として

かくすれば  かくなるものと知りながら

やむにやまれぬ大和魂

 

 こうすれば、こうなることはわかっていたが、日本人としてやらずにはいられないのである。幕末という時代、松陰の日本を愛し、日本を想う気持ちが彼を動かしたのだろう。

 

 

 

いかがだっただろうか。

命を懸け、理想を追い求めた150年前の天才思想家の言葉は、私たちに今なお大きな勇気を与え、自分らしく生きることの大切さを教えてくれている。

私たちはこの言葉を受け取り、繰り返し考え実践することで後悔のない人生を送ることに近づけるだろう。

 

 

 

参考にした本▼